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遅れてすいません!(汗
ですが何とか仕上がりましたので、第三弾投下です!
すいませんが、返信は明日に;


言っていた通り、シグはやです。ちなみにR指定ものなので苦手な方はご遠慮下さい。
今回は最初っからクライマックスな感じでございます。しかもまたそのパート短いし…。や、でも一番EROく書けたようなそうじゃないような(どっち
ちなみにはやてさん視点でございます。あ、それと微妙に前作のシグはやの内容含んでます。


お題は「風花」さまの 『詰め合わせ25題』 を使わせて頂きました。



では、続きからどうぞ!












***埋めくして、この心***








 最初は、何も纏っていない肌に当たる冷気が寒いなぁと思っていたけれど。
 それが今やどうや。むしろ体温は上がり、大粒の汗が伝っていて、吐く吐息もひどく熱を持っていて、その冷気は何の役にも立っていない。
 冷気が支配していた筈のこの部屋は、今や熱気が全てを支配していて。
 ただ、熱かった。


 「―――っ…ぁっ!――っぅく…!!」


 何や、今日はえらい容赦の無い――と、やけに性急に触れる彼女に思い、そう言えば何だかんだでこうするのは久しぶりやなと思い出す。
 というより今日は色んな意味で、彼女は性急やったような。
 いつもならわたしが誘ってこういう事に及ぶのが常。けれども今日は、彼女から誘ってきて。
 それほど、わたしを求めていてくれたのか。何だか嬉しくなる。
 ―――なんて、半ば茹った思考で思っていると、下腹部に違和感が。思わず全身に力を込めてしまう。
 

 「―――ぁっ…!…や、…しぐな…っ!」
 「…はやて…大丈夫だから、もう少し力を抜いて…」
 「…そ…な、言うたって…―――っ…!」


 中に入ってきた彼女の長い指の感触。いつまで経っても慣れないそれに、思わず息を詰めれば彼女はそれに気付いて指を動かさずに、じっと待ってくれて。
 優しい彼女に見つめられているのを感じながら、少しずつ、少しずつ、強張った身体の力を抜いていく。


 「――そうだ…、それでいい…」
 「んっ―――…っ、…」


 大丈夫だ、安心して全てを私に預けてくれ。そう小さく告げながら、彼女はわたしの頬や額に口付けていく。
 大好きな彼女の言葉に、口付けに、ようやくわたしも全身から余計な力が抜けて。
 彼女もそれが判ったのか、わたしの両手を彼女の背に首に回すよう促して。
 言う通りに両手を回したのを確認すると―――中に入った指をゆっくりと動かし始めた。


 「っ――っぁあ、…ぁんっ…ふ、…や――!」


 最初はわたしの反応を確かめるようにゆっくりと。やがて、上げる声が段々と艶を含んだモノに変化していくと、それをもっと引き出そうと指の動きも早くなっていく。
 彼女の指がわたしの中を動く度に激しい水音がして。それがどうにも恥ずかしくて聞かないように耳を塞ぎたいんやけども、縋り付くものを無くせばどこかに飛んでいってしまうような不安感があって、それも出来ない。


 「はやて…」
 「っ―――…あっ、やっ…!!…なん、…二本、も…!――んぁっ…!!」


 さらに下腹部の圧迫感が増す。同様に快感もさらに増大して。しがみ付く腕の力も強くなって、彼女の背中に爪を立ててしまう。


 「――っ痛…。―――…はやてっ…!」
 「――っふあ…!あん…!っ…――んっ…ぁ、しぐなっ…―っ!!」


 痛そうに顔を歪める彼女やけれども、わたしはそれを気遣う余裕も無くて。ただ必死に彼女に縋り付いて、与えられる快感に喘ぐだけで。 


 「―――ふっ…ぁっ、…ん、…やっ…もっ…イクッ…!」
 「―――っ」


 先程から断続的に送られてくる強い刺激に、何度も意識が飛びそうになる。
 彼女がぐいっとさらに奥に突き込んだその瞬間、視界が明滅を繰り返し、果てが見えた。


 「―――っ…あっ、…あぁぁっ!」


 ぐっと彼女の頭を抱き込んで、びくびくと全身を震わせる。
 しばらくそのまま硬直していて、ようやく波が収まって。腕の力を抜き、乱れたシーツの上にぽとりと落とした。
 目を瞑って荒い呼吸をしていると、頬に柔らかい感触が押し付けられる。瞼を開ければ、やはりそれは彼女の―――シグナムの唇で。


 「…はやて」
 「しぐ、な…む…」


 普段とは違う呼び方でわたしを呼ぶシグナム。こういう時はそう呼んで。あと敬語も止めて――とわたしがそう頼んだからや。確か、彼女と初めて肌を重ねた時に。
 額や耳、頬などに優しく口付けながら、首筋や鎖骨に浮かんだ汗を舐め取り、わたしの身体を労わる様に掌で撫ぜていく。
 そうされながら、やがて息も熱も通常の状態になっていって。
 クーラーからごうごうと吐き出される冷気が、ようやく熱気から主導権を奪い返し、その本来の役割を果たすようになった頃、肌を滑る掌の感触が少々むず痒いなぁ…等と思えるくらいに、やっといつもの余裕を取り戻して。


 「ふふっ…」
 「はやて?どうした?」


 そうして、突然笑い出したわたしに疑問符を浮かべるシグナムに「いや、な?初めての時の事思い出してな?」と言う。


 「初めて…?」
 「こういう事すんのが初めての時やよ。ほら、わたしが中3の時にシグナムに告白して…」
 「…あぁ、それで確か私はその告白を "家族" として、といつものように勘違いをしたんだったな」
 「そう。それでわたしが 『 "家族" としての好きやない!わたしが言ってるのは―――ずっと言ってるんは、こういう好きや!』――って」


 シグナムを引き寄せて、彼女の唇に口付ける。
 まぁ、当時はそれが初めてで、しかもかなりの勢いを持ってしてもうたから、こんな優しいキスではなかったんやけども。


 「――キス、してんよな?」
 「ああ…。突然の事に驚き過ぎて硬直したのを覚えている」
 「そうそう! …で、何かもうそのキスで今まで色々我慢しとったもんが一気に出てもうてなぁ…」


 『わたしが、…ずっと言うてる好きは、…っ……こういう好きやねん…! "家族" としてやないっ…!!』って、ぼろぼろ泣いて必死で嗚咽を堪えながら、そう叫んで。
 どうして今までそう言わずに来たのに、その時は言ってしまったか。きっかけは多分―――親友達に言われたこの言葉。



 " いつまでも逃げ続けてちゃ、何も始まらない "



 どうやったらシグナムにこの想いを理解してもらえるか解らない。そう途方に暮れて―――いるフリをして。
 本当は、わたしは逃げていた。シグナムが気付いてくれないからどうしようもないと、自ら動こうとしなかったんや。


 「―――ほんで、言いたいだけ言うてなぁ…。何やもういっぱいいっぱいになってもうて、その場から立ち去ろうとしてんよな?わたし」
 「…そうだな。―――そして私はそんなはやてを捕まえて、今度は私から口付けた」


 今までのような逃げるための告白や無くて、本気の告白をしたわたしは、シグナムの反応が怖くて、また逃げようとして。
 でも彼女はそれを止めて、私に口付けてから、言った。


 「『すいません。今、貴女に口付けられて、気付きました。私も、どうやら貴女を同じ意味で好きなようです』―――だったか?」
 「そう、それ!ほんまに…どんだけ鈍感やねん。そん時まで自分の気持ちがどういう類の物か気付けんかったって」
 「その…面目ない」


 そう。実を言うと彼女は他の家族へ向ける "好き" と、わたしへ向ける "好き" が同じだと勘違いしていて。まったく自分の気持ちに気付いてなかったんや。
 だからいくらわたしが愛を囁こうとも、当然気付く訳が無く。……ほんとにもう、この弩級の鈍感め。どれだけわたしが苦悩したと思ってるんや。


 「…それに関しては本当にすまないと思っている」
 「まぁ、別にええけどな。結果おーらいやったんやし」


 とにかくまぁ、それで両想いだと言う事になって。わたしは今度は嬉し涙で泣いてしまい、そんなわたしをシグナムは優しく抱きしめてくれて、泣き止むまでずっと慰めてくれた。


 「でもまさか両想いになったその日に初めてを迎えるとは思わんかったわ」
 「あれは…確かはやてが誘ったのではなかったか?」
 「や、確かにわたしが『一緒に寝て?』とか『キスして』とは言うたけど、そこまでするつもり無かったもん。襲ってきたんはシグナムや」
 「………仕方がないだろう。あの時のはやてはあまりにも可愛らし過ぎた」
 「―――………あほ…///」


 真顔で呟くシグナムに思わず頬が染まってしまう。いきなり何を言い出すねんこのお人は。心臓に悪いやないかっ。


 「勿論、今のはやても可愛らしいぞ。むしろ今の方がさらに可愛らしいと思―――むぐっ」
 「も、ええって/// 分かったから、そう言う事言うの止めてや。……めっちゃ恥ずいから…///」
 「――ぷはっ。……いや、言わせてもらう。そうやって照れている姿を見るのが、好きなのでな?」
 「……あほぅ…///」
 「空け者で構わんさ。はやてを愛しいという気持ちには勝てん」
 「……あほ。わたしも、好きや…。愛してる」


 何だかんだで、わたしもそう言ってくるシグナムを嫌いじゃなくて。
 真っ赤になりながら愛を囁き返せば、深い口付けをされる。舌を絡め、送られてくるそれをこくりと飲み干して、糸が繋がってしまえば―――またあの形容し難い熱で身体が火照ってしまう。見れば彼女もわたしと同じようで、露草が熱く潤んでいた。


 「はやて…。いいか…?」
 「そんなん、いちいち訊かんといてや…。―――来てや、シグナム」


 後はもう一度、その熱に溺れるだけやった。











 
 












わっほぉっ!!乙女&オオカミの降臨だよ!!

誰だこれなんてツッコんじゃ駄目。私が一番よく分かってる。
しかしやはり深夜のテンションは流石ですね。勢いで一気に書けたw
次でとりあえずはラスト、のはず。リバ一組。さて次はどうしようかなぁ。まったく思い浮かばないんだけども(涙目
無いネタしぼって頑張ります(気合い


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2010.08.27 / Top↑
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